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「孤独死」7万6千人超
昨年1年間に自宅で亡くなった一人暮らしの人は全国で7万6020人で、
このうち、死後8日以上経過して見つかった人は2万1856人に上った。
警察庁が11日、初めて年間を通じての統計を発表した。
「孤独死・孤立死」の実態把握を進めてきた内閣府の作業部会は同日、
最終報告を取りまとめ、「孤立死」者数を把握するための目安として、
死後8日以上経って見つかったケースを扱うことが適当と指摘。
このケースは生前に社会的に孤立していたことが強く推認されるとした。
警察庁によると、昨年に警察が取り扱った死者20万4184人のうち一人暮らしで
自宅で亡くなった人は4割近くの7万6020人だった。
年代別では、65歳以上の高齢者が5万8044人で、8割近くを占めた。
10代でも62人、20代でも780人いた。
死亡してから数日以内に発見される人が目立ち、4割近くが当日か翌日に発見され、
7割超は1週間以内に見つかっていた。
一方で、死後8日以上経過して発見された2万1856人のうち、1カ月以上は6945人、
1年以上は253人いた。死後8日以上経過したケースでは、男性が8割を占めた。
Posted 2025.04.11