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米国とイラン、核協議を継続へ—建設的な初回会合を経て
2025年4月12日、米国とイランはオマーンの首都マスカットで、イランの核開発問題を巡る協議を行いました。
この会合は、2018年に米国が核合意(JCPOA)から離脱して以来、両国間で初めての公式な対話の場となりました。
協議はオマーンの仲介により間接的な形式で行われ、両国は「建設的な雰囲気と相互の敬意の下で」核開発と制裁解除について話し合いました。
イラン外務省のアラグチ外相と米国のウィトコフ中東担当特使は、会合後に短時間、対面での会話も交わしました。
ホワイトハウスは声明で、協議は「非常に前向きで建設的」だったが、課題は「非常に複雑」だと指摘しました。
両国は協議を継続することで合意し、次回の会合は4月19日にローマで開催される予定です。
今回の協議は、長年にわたる米イラン間の対立を解消するための新たな取り組みとして注目されています。
今後の交渉の進展が、中東地域の安定化や国際社会の安全保障に大きな影響を与える可能性があります。
出典:「イランと米国、協議継続で合意-核開発巡る公式会合は『建設的』」「米イラン、『核問題協議は建設的』 来週再開で合意」
Posted 2025.04.13