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『国民年金65歳まで納付』厚労省検証へ

「国民年金の納付期間を5年間延長して65歳までに」という案を、
厚生労働省が検証することを決めました。

現在、受け取れる額が満額でもひと月6万8000円の「国民年金」。
ただでさえ厳しい額なのに、この先、さらに3割減るという政府の試算もあります。
そこで検討されているのは、国民年金の保険料をあと5年長く払うという案です。

16日、厚生労働省で開かれたのは5年に一度、
年金制度の改革を話し合う部会「社会保障審議会年金部会」です。
パートタイムで働く人なども厚生年金に入れるようにする案など
5つの改革案が示され、検討に入りました。

5つの改革案のひとつが、国民年金の保険料の支払いを5年延長する案です。
自営業の人などが加入する国民年金は現在、
20歳から60歳までの40年間保険料を払う決まりです。
厚生労働省は、それを65歳までの45年間に延長した場合の案を検証する方針を固めました。

背景には、予測より早く進む少子化で、年金制度を支える現役世代が減っていることがあります。

Posted 2024.04.17
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