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裏金疑惑は「党として対応」
自民党の安倍派が組織的に裏金を作っていた疑惑について、
岸田文雄首相は2日、党として何らかの対応をする考えを示した。
「(派閥の)活動に国民から疑念を持たれていることは大変遺憾。
状況を把握しながら、党としても対応を考えていく」と述べた。
具体的な内容には触れなかった。
訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)で記者団の取材に答えた。
岸田内閣には、安倍派の事務総長経験者である
松野博一官房長官や西村康稔経済産業相がおり、
この問題への説明を拒んでいる。
首相は松野氏らに説明を指示するかどうか問われ、
「各政治団体の事情を最もよく知る人間が説明していくのがあるべき姿だ」
と否定的な見方を示した。
首相自身が会長を務める岸田派の裏金の有無については、
「聞いていない」と述べた。
西村経産相は同日、視察先の大阪市内で
「私自身の政治資金は、法律にのっとって正式に毎年報告し、
適正に処理している」と記者団に述べた。
Posted 2023.12.02