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捜査で住宅訪れ現金窃盗容疑

変死事案の捜査のために訪れた京都市内の住宅で
現金約10万円などを盗んだとして、
京都府警は16日、府警本部捜査2課の警部補林謙司容疑者を
窃盗の疑いで逮捕し、発表した。
容疑を認めているという。
捜査関係者によると、林容疑者は
「ほかにも認知症の高齢者の家を訪問し、現金を盗んだ」
と話しており、府警が調べている。

捜査3課によると、林容疑者は伏見署刑事課に配属されていた
2019年7月29日、変死事案の捜査で訪れた京都市伏見区の住宅で、
現金約10万円と腕時計1本(時価1万円相当)を盗んだ疑いがある。
林容疑者は当直勤務中で、通報を受けて住宅に出向いたという。

捜査関係者によると、府警のこれまでの調べに対し、
防犯指導の名目で認知症の高齢者宅などを訪れ、
現金を盗んだと説明しているという。
職務上知り得た情報を悪用していた疑いもあり、
被害額は1千万円前後に上る可能性もあるという。

今回の逮捕を受け、府警の森功治首席監察官は
「信頼を著しく損ねる事案で言語道断。
今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。
今年8月、林容疑者が上司に告白して発覚したという。

Posted 2023.11.16
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