スタッフブログ
□横浜みなとみらい花火大会での事故
昨日、8月4日午後8時前、みなとみらい地区で開かれた花火大会「みなとみらいスマートフェスティバル2025」の会場で、海上で花火を打ち上げるための台船で火災が起きて、5人の作業員が海に飛び込み、全員が救助されましたが、1人が軽いけがをしました。
花火大会では8隻の台船が使われ、このうち2隻が炎上しました。
海上保安部は、発生からおよそ15時間たった5日午前11時10分に鎮火を確認したと発表しました。
この事故に対する原因究明は打ち上げ会社他関係者で鋭意調査を進めているとのことです。
□実は多い花火事故
このような事故は非常に珍しいと思われがちですが、実は毎年数十件発生しています。
「全国火薬類保安協会」によりますと、花火の事故は、新型コロナの影響でイベントの自粛が相次いだ2020年と2021年を除いて去年までの10年間に、毎年30件から60件ほど起きています。
その間、亡くなった人はいませんが、けがをした人は126人にのぼっています。
□花火大会の着火システムとは?
事故の背景を考えるうえで注目すべきは、花火の着火システムです。
現在の花火大会では、ほとんどが以下のような**電気点火式(電気着火)**を採用しています。
◆使用される設備:台船(だいせん)
・花火を積んだ船(台船)を浮かべそこに発射装置や火薬類を設置
・台船1隻につき数百~数千発の花火筒が積まれることもあります
◆花火の着火方式
・電気点火式(電気着火)が主流
花火玉1つひとつに導火線(点火線)と電気導火装置(点火装置)が接続され
それらをすべて制御盤(コンピュータ)に接続して、陸上や船上から遠隔操作で点火
◆特徴
・安全性が高い(作業員が近づく必要がない)
・精密なタイミング調整が可能(音楽とシンクロなど)
・台船上での点火ミスや暴発リスクを減らす
□もう一つの問題点 なぜ火災中も花火が打ち上がり続けたのか?
今回の事故では、火災が起きている最中にも花火が打ち上がり続けていた様子が、
報道映像などから確認されています。
通常、こうした電気制御のシステムは緊急停止が可能な設計になっています。
【考えられる原因】
・自動制御システムが作動中で、火災発生時には既にプログラムが進行していた
・スタート後は事前に設定された順序で自動発射が継続されるため、事故発生から
停止命令が届くまでにタイムラグがあった可能性が高い
その他にも配線の焼損による誤作動や中止信号が届かなかったトラブルなど、
複数の要因が絡んでいた可能性があります。
□今後の安全対策について
火薬を扱う以上、ゼロリスクは存在しないのが現実ですが、今回のような事故は
極めて重大です。今後の調査結果を待ちつつ、同様の事故が二度と起きないよう、
着火システムの再点検や非常時の即時停止機能の改善など、業界全体での対策強化が
求められます。
□最後に
夏の風物詩である花火大会。
多くの人々が楽しみにしているイベントだからこそ、安全の裏側にある技術や
努力にも 目を向けていきたいものです。
今回の事故を教訓に、より安全な花火大会が開催されることを願います。
■仏壇清掃アルバム
連日お届けしております仏壇清掃の様子です。
I様(西尾市)
【仏壇 清掃前】
【仏壇清掃 作業中】
【仏壇 清掃後】
A様(滋賀県甲賀)
【仏壇清掃 作業中】
【仏壇 清掃後】
丸商ではお客様に対してリフォーム工事をするだけでなく、
サービスの一環で仏壇清掃を毎年この時期に行っております。
その理由として、私ども丸商が会社継続できているのは
支援してくださるお客様方のおかげであり、
そんなお客様に対してせめて私共スタッフができることを
精一杯させていただいている次第です。
そうしたことでもお客様には喜んで頂いており
皆様からの「ありがとう」の一言で
逆に私たちの方が活力を頂いております。
日頃の心遣い、本当に感謝申し上げます。
★丸商リフォーム工事紹介
A工事(知多郡阿久比町) 土台交換工事
【工事に至った経緯】
定期点検の床下調査の際に和室と台所境の土台に問題があることが
判明し床をめくり土台交換することとなった
工事中に撮影 施工前の土台の状況
(工事内容)
土台交換・床復旧工事
既設和室床解体・復旧 下地組み・下地
フロアタイル(畳仕様)
土台交換工事
柱基礎モルタル打設補修工事
既設壁解体・撤去 荒壁共
既設天井クロス剥がし・撤去
既設天井下地一部解体・撤去・復旧
【土台交換工事の様子】
◆和室床解体
◆既設の土台撤去
◆撤去した土台の状況
◆土台新設工事
◆新設土台 金具固定
◆モルタル埋め
◆床復旧工事 構造用合板張り→フロアタイル(畳仕様)
◆壁・天井 復旧工事 壁下地組
◆壁下地 プラスターボード
◆壁・天井 クロス貼り
~最後に~
今回の工事では、定期点検による早期発見が大きなポイントとなりました。
土台の劣化をそのままにしておくと、建物全体の耐久性や安全性に大きな影響を与えてしまいます。
丸商では、床下・屋根裏の見えない部分まで丁寧に点検し、必要なメンテナンスをご提案しています。
「住まいを長持ちさせたい」「床がたわむ・きしむ」といったお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。