スタッフブログ

床下悪質リフォーム一部始終を目撃!

床下悪質リフォーム一部始終を目撃!



この映像は以前ニュース報道されたもので、十数年前に全国各地で多発した高齢者を狙う悪質床下リフォームの一部始終について取り上げた映像です。
専門家のコメントにもあったように、床下の状況に何の問題もないお宅に、場合によっては何十台もの床下換気扇を無理矢理すすめたり、お客様がキャンセルを希望しているにも関わらず、暴言で圧力をかけ、キャンセルすることを妨害するといった実態が紹介されています。
まさに悪徳業者の典型といったところでしょうか・・
こういった会社は電気工事の資格も無い者にでも電気に関する工事をさせてしまうので非常に雑で危険なところも多かったのです。
十数年経った今ではこのような会社の多くは消えてなくなりましたが、当時工事契約をした多くの高齢者宅には今でもその床下換気扇が残ったまま放置されています。
またこういった悪徳会社は根絶したわけではなく形を変えてまだこういったことをしている人が多いので会社選びは慎重にすべきでしょうね。

もう一つ忘れてはいけないのが昨今10年以上経過した多種多様な家電製品からの電気事故による火災発生が消費者庁から報告されています。床下換気扇も例外ではありません。
実際に当時の工事会社が無くなってしまった今では床下換気扇を取り付けして以来、床下換気扇の点検がほとんどされていないのが実情でありますし、ましてや床下換気扇は普段見えない場所にあるので、常に危険にさらされていることを忘れてしまっている人も多いのです。
信頼できる会社、そしてちゃんと電気工事の資格の持った人に床下換気扇の点検をしてもらい適切に処理すべきと思います。
丸商でも床下換気扇の依頼されることがあり電気技師を入れて点検を実施していますが、中には故障していてもそのまま放置している方もいらっしゃいます。

現在では消費者庁からの規定で電気器具の品質表示義務があり各家電製品に安全に使用できる期間など、種類によって定められた表示をしなければいけないという規定があり、不慮の火災事故防止に努めてはいます。しかし古い床下換気扇にはそういった表示はされていませんし、また床下換気扇は見えないところで作動しておりますので特に注意をして適切な処理をされることをおすすめします。

Posted 2018.03.07
スタッフブログ

お客様の声