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台湾でM7.7の地震

台湾の気象当局によると、
3日午前7時58分(日本時間同8時58分)、東部沖を震源とする大きな地震があった。
日本の気象庁は地震の規模をマグニチュード(M)7.7と推定している。
台湾の消防によると東部の花蓮で9人が死亡し、各地で千人余りが負傷した。
花蓮の観光地付近などで、最も多いときで計約150人と連絡が取れなくなった。
気象庁によると沖縄県与那国島では震度4で、津波も観測した。
沖縄本島地方などで一時、津波警報が出た。住民らが避難した。

震度6強と最も揺れが大きかった花蓮では複数の建物が倒壊した。
東部の主要道路は通行止めとなった。
台湾次期総統の頼清徳副総統は花蓮に入り、人命救助を最優先にすると述べた。
台湾の王国材交通部長(交通相)は、鉄道や道路に被害が出たため、
花蓮や台東は陸の孤島になっていると指摘した。

台湾の当局は地震の規模をM7.2と発表。1999年に台湾中部で起きた地震以来の大地震だという。
蔡英文総統は、軍が被災地の支援を行うと明らかにした。

Posted 2024.04.03
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