先日、IOCのバッハ会長の来日延期が
決まりました。今回の緊急事態宣言が
延長したのが理由とのことです。



今回の東京五輪を中止すべきではないかと
いう声も広がり、先日の米有力紙である
ワシントンポストでは損切りしてまでも
中止すべきというコラムが掲載されたり
他にもIOCの姿勢を糾弾し、バッハ会長を
「ぼったくり男爵」と批判していました。

更に、陸上のオリンピックに向けた
テスト大会が開催されており、その際には
国立競技場周辺で五輪反対のデモが行われて
おりました。





オリンピック開催よりもコロナによる被害を
防ぐこと、医療従事者を救うことに力を
入れるべきという内容のデモでした。

しかし、確かにコロナの件は深刻でオリンピック
どころの話ではありませんが、五輪出場に向けて
何千時間も練習してきた選手の近くでデモを
行うことについての批判も起きています。
この騒動に印象にあるのが、白血病の闘病に
打ち勝った水泳選手である池江璃花子選手に
向けた匿名での批判についてです。



反対意見を唱えるのは悪くはありませんが
頑張ってきた選手に向けて攻撃的な意見を
ぶつけるのは間違っていると思います。
五輪という舞台の数秒に力を入れてきた
選手に対しての冒涜行為です。

今回のオリンピック開催には数々の意見が
出ていますが、全員が納得出来る
方向に進むことを祈るばかりです。