連日、新型コロナ感染についてお伝えしていますが、本日は高齢者施設での感染についてです。
名古屋市の高齢者介護施設で集団感染があり、その影響で名古屋市緑区・南区の
デイサービス（通所介護）・126箇所に休業要請が出たとのことです。
デイサービス（通所介護）とは高齢者や介護が必要とする方が自宅などから介護施設に通い
介護サービスを受けることができる施設のことです。
通うための送迎があり、食事や入浴サポートを受けることができて全国で161万人もの利用者が
いるとのことです。
実は私も障害者であり、こういったデイサービスを利用していて、同じ境遇でしたので
本日取り上げさせて頂きました。
報道によりますと名古屋市緑区のデイサービスを含む高齢者施設2箇所で集団感染を発症したため
名古屋市緑区と南区の全てのデーサービスへ休業要請を出したというものです。
新型コロナウイルスの対策で自治体が地域内の事業所に休業を一斉に要請するのは
全国初のケースです。

施設側は対応に困っているとのことです。
と言いますのも、こういった施設に来ている方は自身で通常生活が困難であるために施設を利用している
方がほとんどですので、先だっての学校の休業要請と同じような状況なのです。
看護サービスが必要な方は訪問でサービス実施を検討するなり対応に追われているそうです。
結局こういったときのしわ寄せは子供や高齢者にかかってくると現代社会の問題が浮き彫りになる
といった事態であります。
現在は名古屋市内の2つの区のみの自治体からの要請ですが今後広がっていく可能性は多いにあるかと
思われます。