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高校野球に思うこと

今日は7月最後の日でいよいよ明日から8月がスタート。
この8月と言えば毎年私は高校野球を楽しみにしています。
今回は高校野球の話題について書こうと思います。

去年は第100回大会ということもありましたが、金農フィーバーに湧きましたね。
今年はというと地区大会から波乱が続き強豪チーム次々と敗れたりしてどこが甲子園で活躍するのかがなかなか予測できません。
そんな地区大会の中で一番残念だったのが何と言っても令和の怪物・佐々木投手擁する大船渡高校が岩手県大会決勝戦で敗れてしまったことですね。
しかも決勝戦には登板することなく敗れてしまいました。
大谷翔平くんが高校時代記録した160キロを超える163キロを出した投手ということですごく楽しみにしていましたが、甲子園で見れないのは残念でした。

今、その佐々木投手の起用について、その監督の決断については世間では賛否分かれ、大きく物議を呼んでいるようです。
急遽学校廻りに警備の為に警察も動き出す事態にまでなっていると聞きました。改めてこういったことが騒ぎになるほどのすごい選手なのだなとは感じます。

佐々木投手が肘に違和感があったことで、故障して将来をつぶしてしまう事を懸念しての登板回避であったとは思いますが、この廻りの人達の過熱ぶりと意見が見事に分かれるのは見ていて面白いものですね。さすが令和になって時代が変わってきたと感じます。
監督がアメリカの独立リーグも経験したことあるから比較的アメリカ的な考えであることも言われています。
ネットを見るとこの監督の采配を批判した野球評論家の張本勲氏のコメントがすごくバッシングされています。いつまで昭和の根性論を言っているのだということなのでしょうか。当事者でないのでどちらが正しいということはないかとわかりませんが、考え方としては私はどちらかというと張本氏の昭和的な考えに賛同してしまいます。
絶対に小さな頃から甲子園に憧れて野球をやっていたはずですし、将来プロになってすごい選手になったとしても甲子園の思い出はきっと特別なんじゃないかなとは思うからです。
張本氏が「ケガを怖がるくらいならスポーツをやめた方がいい!」と過激な言い方をしたことに批判が寄せられていることかと思いますが、昭和的な考えが必要なこともあると思うし、特にスポーツであるので無理してでもやらなきゃならない時はあるはずです。だから全然間違ってはいないと感じています。例えそれでケガをしたとしてもそれは結果論であり、ケガする時は無理をしなくてもする時はあるでしょう。
今までの野球選手もそうして経験してきているわけで、特別なことではないと思うので過剰になりすぎかなと感じます。
何にしても私には何の責任もないのでそんなことが言えるかもしれませんが、やっぱり160キロ台の球は見てみたかったとしみじみ思います。



でも冷静に考えれば、そもそもがもっと高校野球の日程をもっと余裕をもって過密スケジュールにならないようにできればこういった問題も起こらないと思うのでそのあたりを一番考えてもらいたいものです。

Posted 2019.07.31
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