皆様こんにちわ。久しぶりのブログです。
今日の話題は先日亡くなられた女優・樹木希林さんの最後の主演映画「あん」です。

樹木希林さんが亡くなられて、追悼上映で現在色々な劇場で放映されていますが、あまり映画は観る方ではない私も、うちの親方の勧めで数年前、観させてもらい感動したのを覚えています。よく街中にある小さなどら焼き屋さんの物語ですが、そのどら焼きさんの求人で一人の老女がやってきて、あんの作り方にこだわり究極の味わいのどら焼きを作るようになって、そのどら焼きがすごく人気がでてくる・・と言ったものですが、実はそのおばあちゃんは大きな病気持ち余命も残りわずかだったのでした。
この映画のサブタイトルが「やり残したことはありませんか・・」と言うような人生の最後に何かを残すということをテーマにしていました。


すごく大きなテーマですね。
私としても人生の終わり方を考えさせられました。私たちの年代も段々とそういったことを考えていかないといけないのでしょうね。私がちょうどその時、大きな病気にかかり、結局はその時から私は下半身に異常をきたして、歩けなくなったのですが、それでもその時は死んでもおかしくなかった病気だったのを生還したわけですから、何かこの世でやり残したことがあったのでしょうね。今度は生きているうちにやり残したことをやらなければいけないと感じています。
若い世代の人には実感しにくいテーマかもしれませんが、どの世代の人にも早かれ遅かれやってくるものですから、生きていく上ではいつも「やり残したことはない」という心意気で生きていくことが、その人にとってのいい人生と言えるのではないでしょうか。

それ以外にも私たちお客様相手にする職業の人には、いいものを作ることにこだわることの大切さも感じられました。

一度興味があったら是非観て欲しいと思える作品です。