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年のとり方について

丸商も創業して12年目を迎えておりますが、その年月とともに私たちもその分年を重ねていっております。
今日は年のとり方についてお話したいと思います。
私は50歳になります。この丸商が創業した時は38歳でしたが、この12年で私を取り巻く環境は随分変わりました。
私は特に大きな病気を経験してしまったこともありますが、こういったことは誰しも年をとれば体は衰えていくのが普通です。
しかしその年数の分経験したことは財産です。そして経験したことで知識を増やし思考を替えられることができる人はいい年のとり方ができる人でしょう。
そして年齢を重ねていくと次はその知識や思考を次世代の人へと引きつないでいくことができる人が私は理想としています。

昨日私たちの師匠からいつまでも同じ考え方で同じメンバーを充てにするような会社ではダメだという話がありました。
私たちのこの丸商も次世代へと引き継いで末永く続いてゆく会社にしていきたいと思っています。そのために社員も一人ひとりが日々勉強を重ねて、そしてその次は次の人たちにつないでいく意識を持っていくような会社にしていきたいなと思っています。

以前このブログの中で105歳まで現役医師として生涯を閉じた、日野原重明医師の話を紹介したことがあります。
日野原先生は命や生き方について色々な名言を残されています。その中の一つを紹介したいと思います。

   命はなぜ目に見えないか。それは命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。
   死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまう。
   どうか一度しかない自分の時間、命をどのように使うかしっかり考えながら生きていってほしい。
   さらに言えば、その命を今度は自分以外の何かのために使うことを学んでほしい

命というのは目に見えませんが、生きているこの時間にしか自分の時間は使えません。だからこの命をどう使うのか・・何を残すのかを考えながら生きていくことだということ、そしてその先はその自分の命を自分以外のものに使う、そういった考えを持つことだという教えですが、同じ事を私は師匠から教えてもらいました。
私も死と直面する病気を経験しましたので、その死から生還したときにこの事を教わりました。
私はこういった目に見えない思考や生き方、どういった思考を持っていくのがいいのかというのは今も昔も、そしてこれからも変わらないと思います。
生きているうちに自分の人生の使い方を考えながら生きて、後世に伝えていくという年の取り方をこれから50代、60代、70代になってもしていきたいと思っています。

Posted 2018.02.08
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